エンタメ・芸能Yahooニュースまとめ

ヤフーニュースから芸能エンタメニュースのコメントをまとめてます。

2019年11月

 タレントの壇蜜(38)と結婚した漫画家の清野とおるさん(39)が30日、婚姻届の記載ミスで自分の名字が変わってしまったことを明かした。



 「さっき起こったこと。区長から、祝いの花と手紙が届く→喜ぶ→区長から印鑑登録抹消通知も届く→俺の名字が壇蜜さんの名字『齋藤』になってることに気づく→婚姻届の書き間違えに気づく→取り乱す」とツイートし、最後の「→」の後には青ざめた顔を表す絵文字を付けた。

 壇蜜と清野さんは「いい夫婦の日」にあたる大安の22日、清野さんが暮らす東京・北区役所に2人で婚姻届を提出した。この際に「婚姻後の夫婦の姓」を「齋藤」と記したとみられる。

 清野さんは「東京都北区赤羽」などの作品があり、ツイートには北区のプロモーションへの謝意を述べる区長の手紙と、印鑑登録抹消通知、「齋藤通様」と宛先が記載された書類の画像が添付されていた。

 フォロワーからは「家庭裁判所に婚姻届を訂正したいと『申立て』をして、間違えてしまった事情を詳しく説明すると認めてもらえるようです。」などのコメントが寄せられ、清野さんは「ご丁寧にありがとうございます」と返信している。
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 俳優の生田斗真さん主演の連続ドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系、土曜午後10時放送)の第8話が11月30日に放送され、元「AKB48」の西野未姫さんが、1年間真剣交際したという俳優との破局原因を明かした。

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 ロンドンを拠点にしているタレントの紗栄子が30日、インスタグラムを更新。ロンドン中心部で29日に起きたテロ事件が発生した時、2人の息子とともに5キロ離れた場所でご飯を食べていたことを明かした。



 長男(11)、次男(9)はロンドンの学校に通っている。

 ロンドン橋付近で29日、刃物を持った男が居合わせた人たちを襲撃しテロ事件では、2人が死亡、3人がけがをした。容疑者は警察官らに射殺された。

 紗栄子は30日、インスタに2人の息子がロンドンの街並みの中でじゃれあう写真を投稿。テロ発生時、息子たちと事件現場から5キロほど離れた場所でご飯を食べていたことを明かし、食事後は長男の買い物に付き合っていたが、ヘリコプターがずっと同じ場所で飛んでおり、「『どうしたんだろうねぇ」と不思議に思っておりました」と振り返った。

 「テロの脅威水準が引き下げられたばかりのロンドンでの今回の事件。市民や観光客の賑わう場所での悲しい事件に心が痛みます。」とメッセージを記した。
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 土曜夕方放送に変わった人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)。10月5日の引っ越しに合わせて一新されたオープニング(OP)映像が、SNSなどで「斬新」「エモすぎてやばい」「オシャレすぎる」などと話題だ。星野源さんの歌う「ドラえもん」に合わせて、ドラえもんやのび太が影絵で表現されるなどオシャレでスタイリッシュに進化した。OPのディレクターを務めた「10GAUGE(テンゲージ)」の依田伸隆さんに、制作のこだわりや「ドラえもん」への思いを聞いた。

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 麻薬取締法違反の容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)が演じる予定だった大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)の「濃姫(帰蝶)」役。その代役に決まった川口春奈(24)に注目が集まっている。

 「川口さんは時間的な余裕がない中での時代劇初挑戦となるだけに、セリフだけでなく所作など覚えることが多くて大変ですが、女優として一回り大きくなる絶好のチャンスを手に入れましたね」(芸能プロ関係者)

 川口というと、代役が発表される直前の19日に総合格闘家の矢地祐介と熱愛が報じられている。

 「これはNHKへの配慮でしょうね。大河にスキャンダルは御法度。主役級の俳優や女優は、大河の放送前に結婚や破局を発表していますが、今回の川口さんも、騒動になりそうなものを事前に報道してもらうことでガス抜きをしたということです。それでなくても沢尻容疑者の代役ということで注目度が高い上、ドラマがスタートした後の熱愛スキャンダルとなると、NHKに迷惑がかかるということで、代役発表の前に熱愛報道をあえて出しておく必要があったということです」(前出・芸能プロ関係者)

 大河に専念する準備は万端。(zakzak編集部)
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 ディズニー・アニメーションの新作「アナと雪の女王2」(ジェニファー・リー、クリス・バック監督)は、2014年の日本公開の際に社会現象とも言うべき大ヒットを記録した作品の後日談。雪の女王ことエルサがなぜ、触れるものすべてを凍らせる力を持つようになったのか、その理由が初めて明かされる。



 音楽映画としての精度がアップし、シリアスな問題提起も含んだ内容は見応え十分。大人も楽しめる高クオリティーを保っている。

 凍らせる力をコントロールできるようになったエルサは、妹のアナと共に、豊かな陽光を取り戻したアレンデール王国を治めていたが、ある日、不思議な歌声を耳にする。姉妹はその歌声に導かれ、仲間たちと冒険の旅に出る。

 雪だるまのオラフや、アナを助けた青年クリストフも再登場。絆を深める姉妹の姿に加え、クリストフとアナの恋の行方も物語に彩りを添える。コメディーリリーフとしてのオラフの役割も前作同様で、ツボを押さえた作りが見る者を自然に作品世界に引き込んでいく。

 前作で絶賛されたミュージカル調の音楽シーンも健在だ。普通の会話からごく自然に歌に移行し、物語は大きく動きだし、登場人物の心情があらわになる。

 その演出はまさに王道ミュージカル。登場人物の動きが舞台の演技を思わせるなど、作り手がミュージカルを意識しているのは明らか。一方で、クリストフのソロパートではミュージックビデオのような演出も取り込むなど、その演出は融通むげだ。

 前作の来日時、筆者のインタビューに対し、両監督は「この映画をミュージカルだとは思っていない」と明言していた。大団円にあえて歌を持ってこない演出も含め、今作も『ミュージカル的な趣向も取り込んだアニメーション』と捉えるのが正解なのだろう。

 劇中で流れるナンバーは前作に引き続きロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペスが担当。エルサの思いを表現するメイン曲「イントゥ・ジ・アンノウン」は大ヒットした「レット・イット・ゴー(ありのままに)」に匹敵するメロディーラインの強い曲で、ファンの支持を集めそうだ。
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 韓国ガールズグループ「KARA」の元メンバー、スンヨン(31)が30日、自身のインスタグラムを更新。ともに「KARA」で活動し、24日に亡くなったク・ハラさん(享年28)を悼むコメントを投稿した。

 ハラさんとディズニーランドを満喫する写真や、海岸で花火を楽しむ写真を添えて「心に多くの言葉があふれているけど、今はそれに意味がなくて。ハラ、多くの人たちが末永くあなたのことを記憶できるように私は一生懸命生きる」と投稿。

 「また会う時まで、ゆっくり休んでいてね。また会った日に、愛していると伝えるよ」と天国のハラさんにメッセージを送った。

 ハラさんの告別式は27日にソウル市内でしめやかに営まれ、遺族や親族、親しい関係者らが最後の別れを告げた。関係者によると、前日に営まれた家族葬には、KARAのメンバー全員やタレント仲間の姿もあったという。

 28日に元メンバーで女優の知英(ジヨン、25)がインスタグラムで「自分自身を愛してください。でも、私がごめんね。本当に今までありがとう。ご冥福をお祈りします」と追悼した。
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 お笑いコンビ・アンタッチャブルが29日夜に放送された「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)で突如として約10年ぶりの復活を果たした。思いがけぬサプライズ復活に芸能界もネットも大盛り上がりとなり、夜が明けてもなお喜びの声が続出している。
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<TVアニメ『Dr.STONE』クリエイターインタビュー・前編>

突如起こった謎の現象により全人類が石化――。それから数千年もの歳月が経過したある日、ひとりの少年が石化から目覚める。天才的な頭脳を持ち、すべての文明が滅んでしまった世界でも絶望しなかった彼は、科学の知識を武器に生き抜き、失われた文明と石化した人類を取り戻そうと行動する。



「週刊少年ジャンプ」連載中の人気作をTVアニメ化した『Dr.STONE』(ドクターストーン)は、主人公である少年・千空(せんくう)が失われた文明を再び構築していくという“クラフト冒険譚(アドベンチャー)”だ。2019年7月の放送スタートから現在は2クール目後半に入り、各配信サイトでも常に人気トップクラスに名前を連ねる盛り上がりをみせている。

今回は、そんな『Dr.STONE』において中心的な役割を担った人物たちへロングインタビューを実施。「週刊少年ジャンプ」(集英社)で原作の担当編集者をつとめる本田佑行氏、そしてトムス・エンタテインメントでアニメーションプロデューサーとして携わる片桐秀介氏──この2人に、原作の魅力とともにアニメーション制作秘話について聞いた。

取材・文 / 加藤和弘(クリエンタ)
構成 / 柳 雄大

飛躍的発想から生まれた“文明クラフト”という世界観
ーー まずは本田さんに原作サイドのお話を伺いたいのですが、『Dr.STONE』の“文明クラフト”という独特な世界観はどのようにして生まれたのでしょうか?

本田 原作者の稲垣理一郎先生から初めに「文明を一から作る漫画はどうですか?」という提案をしていただいたのが始まりです。当時他にもいくつかアイデアがあった中で、特に「どうやって漫画にするんだろう?」と思ったのがそのお話で。「面白そうなので、読んでみたいです」ということになりました。

ーー 現代文明の科学知識を持った少年が数千年を経て復活するという部分には、今勢いのある“異世界転生もの”に近い性質もあると思いました。

本田 “異世界転生もの”凄いですよね。稲垣先生には読者が欲しいものの一歩先、時流を読む嗅覚があって、結果的に時代に求められていたものを作り出してくれたと思います。その上で個人的な印象ですが、『Dr.STONE』の場合は、「この世界で自分がどれだけできるか試してみたい」とか「自分の能力をもう一度検証したい」というのが根底にある気がします。文明や科学だったり、当たり前に思われているものともう一度ちゃんと向き合ってみたら実は格好いいんじゃないか? という部分がスタートになっていて。

ーー いっぽう、アニメーションプロデューサーの片桐さんとしては『Dr.STONE』の原作について客観的にどんな思いを持たれていましたか? また、アニメ化のお話が来たときはどのような気持ちでしたか?

片桐 本音を言うと、当初はアニメとはかなり食い合わせが悪い作品だと思っていました(笑)。派手なバトルがあったりするわけではないので、やはり“アニメとして魅力ある画”を作るのにどうすれば良いのかは相当考えましたね。中でもクラフト描写は『Dr.STONE』の中でとても重要な要素なので、そこに嘘がないように気を付けました。でも、やってみると次々とわからない部分が出てきて……。

例えばフラスコの中の液体を混ぜるシーンがあったとき、実際にその液体はサラサラなのか、ドロドロなのか? というのは原作コミックスだけではわからない。科学描写に嘘があってしまうとこの作品が成立しなくなってしまうので、原作で科学監修をしてくださっているくられ先生に、アニメでも確認をとりながら進めています。

具体的には、第18話で千空がサルファ剤(抗生物質)を生成する途中でできた薬品を金狼の傷口にかけるシーンがありますよね。抗生物質の副産物なのでサラサラだと思っていたら、どうやら「粉砂糖のようにちょっと固まり感がある重い感じの薬品」であるとわかって、それをどうやってアニメで表現すればいいか悩みました。言い出すとキリがないのですが、クラフトが始まった第8話以降はずっとそういった悩みが続いています……。視聴者の方にはその辺のこだわりが伝わりにくいと思うのですが(笑)。

ーー サルファ剤が出てきた時、「あ、抗生物質って作れるものなんだ!」とあらためて気付かされました。このあたりに料理漫画っぽい感覚もあって、古い作品ですが『OH!MYコンブ』(※)を思い出しました。

本田 『OH!MYコンブ』は僕も大好きでしたね(笑)。確かに、初めは「抗生物質っていう物質があるんでしょ」ぐらいに思っていたので、料理みたいに掛け合わせて作るものなんだ……というのは『Dr.STONE』であらためて知りました。

※『OH!MYコンブ』 お菓子など、子どもがコンビニで買えるような材料を掛け合わせて料理を生み出す“リトルグルメ”を題材にした、コミックボンボン(講談社)原作の漫画作品。1991年にアニメ化もされた。

片桐 知っていたら学校で言いたくなるというか、身近なものだからこその良さもありますよね。

ーー 文明が滅んで、残った武器が科学の知識だったというのはとても面白いですよね。

本田 そうですね。稲垣先生が考えた順番としては、「地道に科学を一歩一歩やっていく主人公を格好良く描きたい」「じゃあそいつが一番活きる場所は何だろう?」といった流れで、「じゃあ文明を崩壊させればいいじゃん」と。……まあ、そこが「ジャンプ」的な発想の飛躍なんですけど(笑)。でも文明が崩壊するとみんな死んでしまうし、回復不可能なものは少年漫画に向かないし、ということで生まれたのが“石化”というアイデアなんじゃないでしょうか。

『Dr.STONE』としての印象を壊さない、アニメならではの演出
ーー アニメ版の『Dr.STONE』をご覧になって、本田さんの印象はいかがでしたか?

本田 原作をしっかり再現していただいていて、先ほど片桐さんがおっしゃったように科学描写もこだわっていただいて。アニメーションならではの演出にもちゃんとチャレンジしていただいているというのが非常にありがたく、トムスさんやこのスタッフさんとご一緒できて本当に良かったなと思っています。

漫画とアニメって違うものなので、漫画のコマやセリフをそのままアニメにするだけではダメなんですよね。一番大切なのは、漫画ならではの読み口と、アニメを見た時の印象がずれていないこと、つまり“漫画を読んでも、アニメを見ても、『Dr.STONE』だ”という印象が変わらないことで。だからアニメの脚本ではセリフを入れ替えたり変更したりもしているんですが、よっぽど原作を読み込んでいる方でもなかなか気が付かないと思います。作品が持っている手触りや匂いがちゃんと『Dr.STONE』だと感じられるのが、このアニメの魅力で。「原作に忠実に再現しているなぁ」と思っていただけたら何よりの褒め言葉ですね。

本田 表現の変化という意味で一番わかりやすいのは、第1話で千空が石化から目覚めたのち1年が経過するシーンで。漫画は漫画ならではの季節の変化の表現、アニメではアニメならではのタイムラプスによる表現を使っていますが、1年が経った千空や大樹(たいじゅ)たちから受ける印象って、どちらも変わらないと思うんですよ。原作サイドとしては、そういったアニメならではの演出があればあれるほど面白いと思います。

片桐 飯野(慎也)監督からタイムラプスのアイデアを聞いた時は「どうするんだろう」と思いました。「一度作ったアニメを早回しで見せるのだろうか?」って(笑)。実際には、早回しに見えるように作画しています。

今回、飯野監督とは初めてお仕事をさせてもらったんですが、たくさんの表現方法を持っている方だなと思いました。脚本の段階でいろいろ意見も出てきますし、コンテをご自身で描かれていない回でもしっかりと手を入れていただいて、それを現場に落とし込んでくれています。

第6話の特殊エンディングも監督のアイデアでしたね。一見すると「本編が長くなってしまい、尺に合わせるためにエンディングテーマを流しているだけ」と感じた方もいるかもしれませんが、監督がコンテの段階から指示を入れていました。コハクを救ったところで曲がきれいに終わるというのもちゃんと計算された演出だったんですよ。

本田 飯野監督が本当に素晴らしいクリエイターであったということですよね。ありがたい限りです。『Dr.STONE』で初監督とか、絶対ウソだと思います(笑)。

いわゆる作画が超凄いアニメ作品の場合、その作画部分だけで見ている愉悦があるように、『Dr.STONE』の場合も同じようにアニメーションとしての “快感がある映像”になっています。ただ見ているだけで面白いというか。演出や画の力がある作品だなと思います。あと音楽! 第16話の宇宙ステーションのシーン(世界的な歌姫であるリリアンの歌を宇宙中継で全世界に届けるシーン)は本当に良かったですね。

片桐 アニメオリジナルのシーンですよね。まだ石化する前の大樹や杠(ゆずりは)も出てきて、アニメならではの良いシーンが作れたかなと思っています。

本田 (取材時点での最新話である)16話まで見た中でも、とりわけ印象深い回でした。

片桐 これまでのストーリーとは全然切り口が違うのと、16、17話を見ると今までの伏線が一気に回収されて、すっごく気持ちいい回になっているんですよね。幼い千空と大樹も出ているんですが、アニメ的に子供たちが淡泊だとつまらないものになってしまうので、監督もその部分はしっかりコミカルな演出を入れていました。そこからラストカット、キャラクターデザインの岩佐(裕子)さんの絵に続く流れはとても素敵だったと思います。

(インタビュー後編につづく)

(c)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

「科学」が題材の難しさ、でも「ジャンプ」作品ならではの熱さ!『Dr.STONE』の物語はどうやって生まれたのか?は、【es】エンタメステーションへ。
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 「エリカ様ショック」が各テレビ局を襲った。

 11月16日に合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者(33)。熾烈な視聴率争いの中、常に魅力的なキャスティングを模索し続けている各局にとって、今年3月に麻薬取締法違反で逮捕された俳優・ピエール瀧(52)、10月に多額の申告漏れと所得隠しが発覚し、活動自粛中の「チュートリアル」徳井義実(44)に続く一大スキャンダルだった。

 彼ら“旬の人気者”が突然、コースアウトすることが番組に及ぼす損害は甚大そのもの。今月下旬、各局で連日開かれた社長や制作トップの定例会見も沢尻容疑者らへの苦言と叱責の言葉であふれた。

 まずは沢尻容疑者逮捕により億単位の損害を被ったとされるNHK。同容疑者は当初、来年1月5日放送開始の予定だった通算59作目の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜・後8時)に斎藤道三の娘、後に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役で出演予定だった。

 位置づけは準ヒロイン。長谷川博己(42)演じる主人公・明智光秀とのシーンも多数あり、突然の逮捕劇で急きょ川口春奈(24)が代役を務めることになったが、撮り直しのため、放送開始は来年1月19日以降になることが決定。前代未聞の初回の2週以上先送りという事態に追い込まれた。

 20日の総局長会見。いつもは穏やかな笑みを浮かべ、質問に答えてくれる木田幸紀放送総局長が苦悩の表情を浮かべて言った。

 「沢尻さんには極めて重要な役を演じていただくことになっていました。すでに収録も進んでいる中での逮捕ということで大変、遺憾であると思っています」。

 ここ数年の大河ドラマは出演者の不祥事に続けざまに見舞われてきた。現在、放送中の「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」では逮捕を受け、ピエール瀧が降板。三宅弘城(51)を代役にして過去の出演シーンまで遡っての撮り直しを余儀なくされた。

 10月には東京五輪女子バレーボール監督の大松博文氏役で撮影も終了していた徳井に多額の申告漏れと所得隠しが発覚。その出演シーンの再編集作業を突貫工事で行うなど受難続き。18年の「西郷どん」でも女優・斉藤由貴(53)が不倫騒動で出演を辞退したため、南野陽子(52)が代役に。看板番組の大河ドラマでは3年連続での出演者の途中交代となっている。

 さらに、1977年の入局後、90年の大河「翔ぶが如く」演出、97年の同「毛利元就」制作統括など一環して制作畑を歩んだ“NHK放送全体の顔”と言っていい木田氏は沢尻容疑者に関して、「昔に比べて、事務所の管理など俳優、タレントを取り巻く環境が変わっているのか」と聞かれると、「こういうことが起こると、視聴者の皆様にとって残念なことだし、一緒にやっている出演者、スタッフも絶対、口にはしませんが、それはそれでショックだろうと思います。みんなが力を合わせて一つの作品が作られるわけですから、たまたま出演者のことが続きましたけれども、出演者だけでなく、スタッフもこうした仕事に関わる全ての人の夢を託されている仕事ですから。それを裏切らないように、しっかりと自分の責任を見つめて欲しいなと思います」と苦言を呈した。

 25日、日本テレビ・小杉善信社長(65)の会見でも、沢尻容疑者始め芸能界で続く不祥事について聞かれた同社長が「個々の判断ということですが、社会的な責任がおありになる方たちなので、出演する側の方に関しては自分たちの置かれている立場、責任をしっかりと自覚して、プライベートもやって欲しいなと思います」と返答。「責任」という言葉を、とても強調していたのが印象的だった。

 26日のテレビ朝日・亀山慶二社長(60)の会見も同様だった。

 同局では今年5月に5夜連続放送され、大きな話題を呼んだSPドラマ「白い巨塔」、昨年7月クールの「ハゲタカ」と沢尻容疑者がヒロインを務めていた。それだけに亀山社長も「今後の捜査を見守るが、逮捕されたことは大変残念です」と苦渋の表情でコメント。その上で「今後、(沢尻容疑者が)出演するものはありません。『白い巨塔』、『ハゲタカ』にはご出演いただいたが、逮捕を受け、テレ朝動画での配信は停止しています」と明かした。

 27日のTBS・佐々木卓社長(60)の会見では、温厚で知られる同社長らしく、「沢尻さんは大変、存在感のある女優さんで大変、残念に思っています」といったん、その演技力をほめた上で「芸能人の方は多くの方に夢を与えたり、元気づける、人を幸せにする人です。そういう責任を持って欲しいなと思います」。こちらも「責任」という言葉を口にした。

 そして、28日のテレビ東京・小孫茂社長(68)の会見。日経新聞の編集局長出身で常に取材する側の気持ちに立って真摯に答えてくれる同社長がどんな言葉で沢尻容疑者らを“斬って”くれるか。そんな狙いで、私は聞いてみた。

 「他局にない先鋭的なキャスティングでヒット作を生んできたテレ東だけに、沢尻容疑者のように放送直前の不祥事で降板ということになると、今後、怖くて大胆なキャスティングができなくなるのでは?」―。

 いつも通り、こちらをじっと見つめた同社長は「一人ひとりの演者さんのリサーチをすると言っても限度があるし、どこにリスクがあるかは分かりません。だからこそ信頼関係以外にないと思っています。私たちテレビ局、制作会社、プロダクション、演者さん一人ひとりとの信頼関係の中でそういうリスクをどうやって回避していくか。業界の課題として、もう一回、演者さんを含めての信頼関係を始めの一歩にする。改めてお互いに確認し合うことしかあり得ないと思う」ときっぱり。

 続けて「このところ残念な出来事が多いので、いろいろな場でいろいろな形で注意しているが、特効薬はない。信頼関係の中でそれぞれが責任をきちんと果たしていく覚悟。それのみがテレビ局のドラマ、バラエティーなど全てを支えていると思っています」と一気に答えてくれた。

 この言葉に大いに胸を揺さぶられたので、さらに聞いてみた。

 「そうした信頼関係、期待を裏切った形の沢尻容疑者ら演者を一般論として、どう思いますか?」―。

 今度もメガネの奥の目をギラリと光らせた同社長は「私たちは直接、影響を受けていないので、個々の方をどうこう言う立場にはないと思いますが…」と前置きした上で「一言で言うと、皆さん、それぞれに責任を抱えておられますよね。我々放送する側もそうですが、相互に責任をきちんと自覚して生きていかなければならないと言うことなのではないでしょうか。この方々でなければ演じ切れない役柄もあったと思うので、本当に残念だなと思います。その役柄は二度と見られないということなので…」と「責任の自覚」という言葉を使って、ストレートに答えてくれた。

 そして、しんがりは29日に会見したフジテレビ・遠藤龍之介社長(63)だった。05年放送の同局系ドラマ「1リットルの涙」や14年の「ファーストクラス」などで主演を務めてきた同容疑者だけに、いつもは明るい返答で場を盛り上げてくれる同社長も、まず「う~ん」とうなった後、「大変に有望な女優さんでしたからね…。残念だなと、それに尽きてしまう。本当に青天の霹靂でした」と話した。

 遠藤社長の寂しげな表情にキャスティングの難しさを感じたから、私は編成担当の石原隆取締役に聞いてみた。

 「先月の徳井さんにしろ、旬の人気者が突然、コースアウトする現状では突然の降板が怖くて、まっとうな起用ができなくなるのでは?」―。

 マイクを持った石原氏は「いろいろなキャスティングをする中で正直に申し上げますと、確実な、これをすれば絶対大丈夫という方法は見つかっていない。所属している事務所の方々との信頼関係において、彼らに預けるという方法しかない。我々が直接、出演者に何かをしたり、問いかけたりは現実的ではないので、現状では所属事務所との信頼関係を強めていくということしかないと考えています」と答えてくれた。

 どうだろう。各局トップが沢尻容疑者の女優としての実力は認めつつも、その「責任感の欠如」を断罪。さらに今後のキャスティングの難しさを漏らした言葉の数々。トップたちの失望の大きさと、にじみ出る怒りを知って欲しくて長々と書いてみた。

 こうして書けば書くほど、沢尻容疑者が裏切ったものの大きさに気づかされ、各局トップたちの後ろにいる数多くの制作者たち、さらに、その届ける作品を待つ多くの視聴者、そして、ファンの失望の大きさに思い至る。

 思い返せば、07年9月の主演映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで勃発した「別に…」騒動など、子供じみた全くかわいいものだったが、今回の薬物騒動は完全にアウトだ。

 今回、責任感の欠如から沢尻容疑者が犯した“罪“の本質とは…。それは女優として再起不能に追い込まれても全くおかしくない規模の“裏切り行為”。この1週間、各局トップの会見をハシゴ取材した私が知ったのは、その失望と悲しみの深さだった。(記者コラム・中村 健吾)
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